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沖縄 うりずんの雨

戦後70年、沖縄は問いかける。戦争に翻弄されてきた沖縄の近現代史を見つめ、人々の尊厳を伝える。

沖縄慰霊の日にあわせ、2015年6月20日[土]より、東京・岩波ホール、沖縄・桜坂劇場ほか全国順次ロードショー

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シグロ30周年記念 長編ドキュメンタリー

  • 監督:ジャン・ユンカーマン
  • 企画・製作:山上徹二郎 製作:前澤哲爾 前澤眞理子
  • 撮影:加藤孝信 東谷麗奈 Chuck France Stephen McCarthy Brett Wiley
  • 音楽:小室 等
  • 2時間28分/カラー/DCP・BD/ステレオ5.1ch/©2015 SIGLO
  • 配給:シグロ

作品情報

私たちは沖縄のことを、どれくらい知っているのだろう?

「老人と海」で与那国島の荒々しくも美しい自然と風土を捉え、「映画日本国憲法」で平和憲法の意義を訴えた、アメリカ人映画監督 ジャン・ユンカーマンが真の平和を求め、不屈の戦いを続けている沖縄の人々の尊厳を描いた渾身のドキュメンタリー。

1945年4月1日、アメリカ軍が沖縄本島に上陸。6月23日(現在の慰霊の日)まで12週間に及んだ沖縄地上戦では4人に一人の住民が亡くなりました。本作は、当時同じ戦場で向き合った元米兵、元日本兵、そして沖縄住民に取材を重ね、米国立公文書館所蔵の米軍による記録映像を交えて、沖縄戦の実情に迫ります。また、戦後のアメリカ占領期から今日に至るまで、米軍基地をめぐる負担を日米双方から押し付けられてきた、沖縄の差別と抑圧の歴史を描き、現在の辺野古への基地移設問題に繋がる、沖縄の人たちの深い失望と怒りの根を浮かび上がらせます。

「うりずん」について

うりずんの雨は 血の雨 涙雨 礎の魂 呼び起こす雨

うりずんの雨は 血の雨 涙雨
礎の魂 呼び起こす雨

「うりずん」とは潤い初め(うるおいぞめ)が語源とされ、冬が終わって大地が潤い、草木が芽吹く3月頃から、沖縄が梅雨に入る5月くらいまでの時期を指す言葉。沖縄地上戦がうりずんの季節に重なり、戦後70年たった現在も、この時期になると当時の記憶が甦り、体調を崩す人たちがいる。

製作にあたり

シグロ代表/プロデューサー 山上徹二郎

  • 第1部「沖縄戦」
    第1部「沖縄戦」では、凄惨を極めた沖縄の地上戦で対峙し生き残った元米兵と元日本兵、そして沖縄で現地徴用され戦闘に駆り出された沖縄の人びとの証言と、新たに発掘した米軍撮影の資料映像を重層的に構成し、70年前の沖縄戦の実像に迫ろうとした。
  • 第2部「占領」
    第2部「占領」では、1945年6月23日沖縄戦の組織的戦闘の終結を待たず、4月1日の沖縄本島上陸直後から始まっていた米軍による差別的な沖縄占領政策の実態と米軍基地建設、そして占領下での沖縄の人々の平和を求める反基地闘争を中心に描く。
  • 第3部「凌辱」
    第3部「凌辱」では、読谷村でのチビチリガマ集団自決「集団強制死」の証言、また米軍基地の存在によってもたらされる沖縄の人びと、とりわけ女性たちへの性暴力の実態を、被害の側の人びと、そして性暴力の加害者である元米兵の、双方への取材を通して明らかにしていく。
    基地周辺での住民への被害だけでなく、米軍内でも女性兵士たちが同僚の男性兵士から性的被害を受けているという実態が、アメリカ取材から見えてくる。
  • 第4部「明日へ」
    第4部「明日へ」の最終章では、辺野古への新たな米軍基地建設をめぐる、日本政府の強引な対応と、沖縄への差別的な扱いを許している私たちの無関心に対して、沖縄の人たちの深い失望と怒りが語られる。
    そして、不屈の闘いを続ける沖縄の人びとの真の強さに励まされるかのように、映画は終わる。

この作品は、シグロの30周年記念映画として製作された。
1986年設立のシグロは、沖縄をテーマにしたドキュメンタリー映画の製作からスタートし、これまでの30年間に4本の映画を沖縄で製作してきた。
沖縄戦から70年目を迎える年にあたり、私たちはどのように沖縄の問題と向き合えばいいのか。沖縄戦の真実に迫り、戦後の沖縄の歴史を見つめ直すことによって、沖縄の「終わらない戦後」をいま一度、私たち自身に問うドキュメンタリー映画を作りたいと思った。

監督の言葉

想像もつかないほどの戦争体験をした沖縄の人々は、一貫して戦争を拒絶してきました。しかし米軍は沖縄を「戦利品」として扱い、膨大な基地を建設。それらを拠点として、朝鮮、ベトナム、中東で戦争を続けてきました。平和を求める沖縄の文化と、戦争を選ぶアメリカの文化――。対極にある二つの文化が、狭い島に共存せざるを得なくなったのです。
米軍基地を撤廃するための戦いは今後も長く続くでしょう。沖縄の人々はけっしてあきらめないでしょう。しかし、沖縄を「戦利品」としての運命から解放する責任を負っているのは、沖縄の人々ではありません。アメリカの市民、そして日本の市民です。その責任をどう負っていくのか、問われているのは私たちなのです。

ジャン・ユンカーマン

ジャン・ユンカーマン 映画監督
1952年、米国ミルウォーキー生まれ。1969年、慶應義塾志木高等学校に留学。スタンフォード大学東洋文学語課卒業。
1982年から日産自動車における「日本的」労使関係を取材し、そのドキュメンタリーを米のテレビ局で放送したことがきっかけで、映画の世界の道を拓く。
画家の丸木位里・俊夫妻を取材した『劫火-ヒロシマからの旅-』(1986年)は米国アカデミー賞記録映画部門ノミネート。9.11のテロ後に言語学者ノーム・チョムスキーにインタビューした『チョムスキー9.11』(2002年)は世界十数カ国語に翻訳され、各国で劇場公開された。世界の知識人12人へのインタビューをもとに日本国憲法を検証する『映画 日本国憲法』(2005年)は戦後60年の節目に日本国憲法の意義を改めて問いかけた。
他に、日本の最西端の与那国島を舞台に、老漁師と巨大カジキの格闘を描いた『老人と海』(1990年)、エミー賞受賞作「夢窓~庭との語らい」(1992年)など。
現在も日米両国を拠点に活動を続けている。

上映情報

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上映をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

◎上映お申込み/お問い合わせ先
株式会社シグロ
E-mail: siglo@cine.co.jp
TEL:03-5343-3101/FAX:03-5343-3102
◎上映会の開催についての詳細はこちら
都道府県 会場 お問い合わせ 上映日 備考
宮城 せんだいメディアテーク 「テロにも戦争にもNOを!」の会
090-7936-3437(須藤)
kibichan-family@nifty.com
7/30(土) 上映時間
10:00〜/13:30〜/17:30〜
富山 フォルツァ総曲輪 ライブホール 「沖縄 うりずんの雨」富山上映会実行委員会
090-5685-9866
goodmind1021@yahoo.co.jp
8/21(日) 上映時間
10:10〜/14:00〜
富山 高岡ふれあい福祉センター 多目的ホール 「沖縄 うりずんの雨」富山上映会実行委員会
090-5685-9866
goodmind1021@yahoo.co.jp
8/28(日) 上映時間
18:00〜
東京 新文芸坐 03-3971-9422 8/14(日) 「8.15 反戦・反核映画祭」内での上映
激動の昭和史 沖縄決戦(監督:岡本喜八)との2本立て
東京 パルテノン多摩 小ホール 多摩市役所 平和・人権課(山口)
042-376-8311
tm161000@city.tama.tokyo.jp
7/31(日) 上映時間
13:00〜のみ
東京 ポレポレ東中野 03-3371-0088 7/10(日)、14(木)、16(土)、22(金) 上映時間
7/10(日)、14(木)12:20〜
16(土)、22(金)21:00〜
※「ジャン・ユンカーマン特集上映」内での上映
東京 くにたち福祉会館 080-5462-7567 7/24(日) 上映時間
13:30〜のみ
神奈川 アミューあつぎ映画.comシネマ 046-206-4541 8/13(土)〜19(金) 上映時間は直接劇場まで
大阪 大阪市阿倍野区民センター ヒューマンドキュメンタリー映画祭<阿倍野>2016
info@hdff.jp
8/28(日) 上映時間
10:00〜のみ
※上映後、ユンカーマン監督によるトークあり
兵庫 尼崎市女性センター・トレピエ 尼崎平和のための戦争展
06-6422-8474(松岡)
muneji61@gmail.com
(松岡)
8/27(土) 上映時間
①10:15〜 ②14:15〜 ③17:45〜

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都道府県 宮城
会場 せんだいメディアテーク
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090-7936-3437(須藤)
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上映日 7/30(土)
備考 上映時間
10:00〜/13:30〜/17:30〜
都道府県 富山
会場 フォルツァ総曲輪 ライブホール
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090-5685-9866
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上映日 8/21(日)
備考 上映時間
10:10〜/14:00〜
都道府県 富山
会場 高岡ふれあい福祉センター 多目的ホール
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090-5685-9866
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上映日 8/28(日)
備考 上映時間
18:00〜
都道府県 東京
会場 新文芸坐
お問い合わせ 03-3971-9422
上映日 8/14(日)
備考 「8.15 反戦・反核映画祭」内での上映
激動の昭和史 沖縄決戦(監督:岡本喜八)との2本立て
都道府県 東京
会場 パルテノン多摩 小ホール
お問い合わせ 多摩市役所 平和・人権課(山口)
042-376-8311
tm161000@city.tama.tokyo.jp
上映日 7/31(日)
備考 上映時間
13:00〜のみ
都道府県 東京
会場 ポレポレ東中野
お問い合わせ 03-3371-0088
上映日 7/10(日)、14(木)、16(土)、22(金)
備考 上映時間
7/10(日)、14(木)12:20〜
16(土)、22(金)21:00〜
※「ジャン・ユンカーマン特集上映」内での上映
都道府県 東京
会場 くにたち福祉会館
お問い合わせ 080-5462-7567
上映日 7/24(日)
備考 上映時間
13:30〜のみ
都道府県 神奈川
会場 アミューあつぎ映画.comシネマ
お問い合わせ 046-206-4541
上映日 8/13(土)〜19(金)
備考 上映時間は直接劇場まで
都道府県 大阪
会場 大阪市阿倍野区民センター
お問い合わせ ヒューマンドキュメンタリー映画祭<阿倍野>2016
info@hdff.jp
上映日 8/28(日)
備考 上映時間
10:00〜のみ
※上映後、ユンカーマン監督によるトークあり
都道府県 兵庫
会場 尼崎市女性センター・トレピエ
お問い合わせ 尼崎平和のための戦争展
06-6422-8474(松岡)
muneji61@gmail.com(松岡)
上映日 8/27(土)
備考 上映時間
①10:15〜/②14:15〜/③17:45〜

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